腐女子が漫画やアニメや小説やBL漫画や声優さんについて節操なく呟くブログ。
  • 07 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 09
--.--
--
(--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009.02
27
(Fri)
見てます。毎週土曜午後6時25分から放送しているアニメ「獣の奏者エリン」
これもいわゆる土6ってやつですかね^^
先週放送された第7話で最初の山場を向かえたエリン、かなり楽しみにしてますし個人的に評価も高いので一区切りのここらでちらっと感想なんぞをしたためてみようと思います。

原作は「精霊の守り人」シリーズの上橋菜穂子さん。
真王が治め、大公が守るリョザ神王国。諸外国との戦において圧倒的強さを誇る大公軍が使用する“闘蛇”という生き物。その闘蛇を育てることを生業としているアケ村という特別な村がありました。エリンはアケ村で暮らす10歳の少女で、エリンの母ソヨンは腕の良い闘蛇の医術師です。
エリンの夢は母のような一流の獣の医術師になることでした。

最初、キャラデザを見た時はI.G制作の割にはキャラクターの線が結構単純でなんだかちょっと野暮ったい感じのする、昔やっていた名作劇場とかそういう印象を受けました。でも逆にこの野暮ったさというか田舎くさい感じがエリンの暮らす世界の土俗的な雰囲気をよく表してるとも今は思います。
ぱっと見の印象と違って物語の根底にはハードな現実と生きていく厳しさが流れています。
そもそも主人公の母親の職業が、いわば兵器の育成と管理ですからね;;;
ソヨンが「霧の民」という謎に包まれた部族の出身であることからも村の一部の人からソヨンとエリンは少し煙たがられていますし、村八分、まではいきませんが多少差別的な目で見られていることは確かです。

子供目線で描かれているとはいえ、そういったハードな物語ですし闘蛇という生き物の特性上戦のシーンは絶対に必然です。いくら天下のプロダクションI.Gとはいえ果たしてNHKの夕方アニメでどこまで出来るのか、と思いましたがここは演出力でカバーでした。
闘蛇による敵国兵士の殺戮シーンは、壁画のようにデフォルメされた闘蛇と兵士によって何が起こっているかを暗に伝えることで解決。なるほど考えたな、とは思いましたが個人的にここは少し物足りなくもありました。

1,2話ではエリンの目を通してアケ村での生活や「獣の奏者」の世界観となる文化など基本になる情報を出しつつ、エリンの賢さや行動力を描いています。3,4,5話ではエリンの成長や気付きを織り交ぜつつ、闘蛇と人間が生きていくこと、その現実の厳しさ、矛盾などが穏やかな物語のそこここに描かれています。エリンの子供ゆえの正義感や浅はかさ、を真正面から描いてると思います。

特に印象的だったエピソードは、エリンが可愛がっていたルルという闘蛇の赤ちゃんの耳膜(じまく)を切り落とす話。闘蛇の医術師や闘蛇を操る兵士が持っている“音なし笛”、これは闘蛇を硬直させておとなしくさせるものです。闘蛇の耳膜を切り落とすことによって、音なし笛は闘蛇に有効な調教の道具の一つとなります。エリンは人のエゴで闘蛇の耳膜を切り落とすのは可哀相だ、ルルの耳膜を切り落とすのをやめてくれと母親に懇願します。けどソヨンは人が闘蛇と共に生きていくには仕方のない必要なことなのだとエリンに説いて聞かせ、結局ルルの耳膜も切り落とされてしまいます。
エリンが、人が闘蛇と生きていくことの矛盾というか野生を無理やり人に慣らせることの異様さに気づきながらも結局エリンの主張は通じない。という所が物語の厳しさをよく表してる話だと思いました。

けれどもエリンを取り巻く環境は決して厳しいだけのものではありません。穏やかな村での生活、仲のいい幼馴染みと野を駆け遊びまわり、家の仕事も手伝うけれど旺盛な好奇心ゆえにちょっとサボっちゃったりもする。二人きりの家族だけどエリンは母親を心から尊敬してるし、母もそれに十分答えられるだけの人物でエリンの成長をときに厳しく、ときに暖かく見守っています。
どうやら原作では母娘の触れ合いはそこまでページを割いて描かれてはいないようなのですが、アニメでは母娘の関係を物凄く濃密に描いています。だからこそ今後の展開がよりいっそう際立ったというのもあります。

物語が一転するのは6,7話。村で飼っていた“キバ”と呼ばれる闘蛇の中でもとりわけ身体が大きく屈強な闘蛇達が次々と死んでしまう事件が起きます。キバは大公直属の闘蛇で村の中でも貴重な存在です。そのキバを世話していたのがソヨン。都からの監察官がやって来て、ソヨンはキバを死なせてしまった責任をとって処刑となってしまうのです。しかもその処刑の方法が「闘蛇の刑」と呼ばれる、野生の闘蛇に罪人を食べさせるというかなり残酷なもの。
監察官がやって来るまでのわずかな時間、ソヨンとエリンの語らいが本当に暖かく切なくて胸をつくんです。ソヨンが自分の母親から譲り受けた腕輪をエリンに託した時、「きっとお母さんのお母さん、離れてても心は一緒にいられるようにこれくれたんだね。」と嬉しそうに言うエリン。もうね、エリンが賢いからこそこの台詞がソヨンや視ている大人たちの胸を物凄く抉っていくんですよ。
最後の晩餐に、特別な時にしか食べない猪肉を一緒に料理して(またこのご飯がおいしそうなんですわw)、ソヨンが自分の分の猪肉を一つエリンに上げるのとか、一緒の布団で眠ったりだとか、そういう幸せそうな描写が余計に切なくって仕方がない!!

監察官の厳しい叱責を受け、処刑されることとなったソヨン。ソヨンの処刑を知ったエリンは母親を助けるために一人走り出します。村から抜け出すために崖だって降ります!!
視ている時は、きっとエリンはソヨンの処刑に間に合わないんだろうなぁと思ってたんですけど実際はもっと凄かった。ぎりぎりソヨンの処刑に間に合ったエリンはソヨンを救うために自身も闘蛇の沼に飛び込み、必死になってソヨンの元に泳いでいきます。子供が母親を思う気持ち、母が子を思う気持ち。その二つが物凄く伝わってくる良いシーンなんです。結局エリンは母の手足を拘束していた縄を切るところまでは成功するんですけど、ソヨンはエリンと一緒に逃げることは彼女のこれからの人生の大きな妨げとなってしまうことを恐れエリンだけを逃がし自分は闘蛇の刑を甘んじて受けるのです。
この時のエリンの「おかあさあああん!おかあさあああん!!」っていう身を切るような悲痛な叫び声が号泣ものなんですよ。ソヨンがエリンに告げた「生きて、幸せになりなさい」という言葉、そして最期の瞬間「アッソン」と思い出す亡き夫の姿。どうしてこんなにも残酷な運命がエリンとソヨンの上に降りかかってしまったのか、と思わずにいられないくらい感情移入してしまう素晴らしいシーンでした。
直接的な映像はないんですけれども、遠目から獲物にどんどん群がっていく闘蛇達と、舞い散る赤い花びら、そして闘蛇を模した石像を切り返し映していくことで今何が起こっているのか暗に伝え、またよりいっそう悲しみと残虐性を引き立てている演出だと思いました。またこの時かかっているOPテーマの「雫」が物悲しい雰囲気をより一層際立たせていると思いました。
正直、最初OPを見たときからきっとエリンとソヨンは今後離れ離れになってもしかしたら対立とかすることになるのかな?って思っていたんですけど、現実はもっともっと厳しかった・・・・。

8話からは、アケ村を離れたエリンの新たな日々が始まります。母を亡くした悲しみをエリンは乗越えられるのか、またソヨンが「大罪」と言った指笛、闘蛇が次々と死んでしまった事件の真相、エリンの知らないところで明かされていない闇は確実にありその闇は今後エリンに降りかかると予想できます。
50話という長いスパンの物語ですが、7話にしてこの盛り上がり!!
がぜん今後も楽しみです(`・ω・´)v
獣の奏者〈1〉 (講談社青い鳥文庫)獣の奏者〈1〉 (講談社青い鳥文庫)
上橋 菜穂子

講談社 2008-11
売り上げランキング : 11397

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mosimo1100.blog23.fc2.com/tb.php/643-b8687d39

 | ホーム | 
プロフィール

モカモ

Author:モカモ
女子/20代/腐女子歴は片手で足りなくなってきました。
最近はめっきり声ヲタ。
2.5次元にも目覚めました^q^

アニメからですが、某池袋を舞台にした作品に夢中です。バーテン姿の借金取りと素敵に無敵な新宿の情報屋さんに心奪われてます。むしろ人LOVE!な人をLOVE!
ヘ/タ/リ/アも継続中。

でもやっぱり私の心の最萌はルルーシュです^^

現在ブログ凍結中。でも貧乏性なんでふらっと戻ってくるかもw
とりあえず今はついっちゅう

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。