腐女子が漫画やアニメや小説やBL漫画や声優さんについて節操なく呟くブログ。
  • 04 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 06
--.--
--
(--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2005.10
21
(Fri)

緑川ゆき著『蛍火の杜へ』 

蛍火の杜へ
蛍火の杜へ
posted with 簡単リンクくん at 2005.10.21
緑川 ゆき
白泉社 (2003.7)
通常2-3日以内に発送します。


緑川ゆきさんの短編集その2です。
こちらも凄くいいです。サッパリとふんわりとした絵柄が作風にあっていて、話の構成も上手くなってますし。きっとこの方は、自分の描きたいものと、自分の持ち味がピッタリ合っているか、早い段階で持ち味を見極めていたんじゃないでしょうか。

このコミックスは春夏秋冬になぞらえて4つの短編で構成されてます。
特に、夏に当たる表題作の「蛍火の杜へ」と、冬に当たる「ひび、深く」がとても良いです!緑川さんの絵柄がとても活きた作品だと思います。夏の日差しが生み出す陰影が「蛍火の杜へ」の持つ不思議な雰囲気を、冬の凍えるような静かな空気が「ひび、深く」の郷愁と切なさを、より一層引き立たせています。

なので、特に良かった「蛍火の杜へ」と「ひび、深く」に焦点を当てて感想なんぞを。

『蛍火の杜へ』
主人公の蛍は、幼い頃祖父のいる田舎で“山神の森”へ迷い込んでしまった。
そこへ一人の青年が現れた。彼の名は“ギン”。彼は山神によって生かされている人ではない存在。彼は人肌に触れると消えてしまうのだ。
蛍とギンは次第に心を通い合わせ一夏を山で遊び過ごすようになる。
成長するにつれてギンへと惹かれていく蛍。けれど彼に触れることは決して叶わないのだ・・・。

切ない恋のお話です。凄く良いです。初めて読んだ時泣きました。
全国のセかチューを読んで、観て、泣いた人!これぞ純愛だっ!!
もうね、切ないの。ギンはね一見素っ気無い感じなんだけど、実は優しい子なんだよ!自分は人肌に触れると消える=死んでしまうのに、転びそうな蛍や、木から落ちそうな蛍を助けようと咄嗟に手を差しのべてしまうんです。でもそれをやってしまったら自分は消えてしまうんです。だからやっぱり手を伸ばすことができない。それを歯痒く思っているんです。蛍も幼いながらにそれを分ってるから、手を差しのべてくれないギンをおこることもなく
「何があっても絶対にわたしに触れないでね」
と笑って言うんです。
あわわわ、あわわわ、あわわわっ!!!(@□@;)!!
切なぁーーーいっ!!(甘ーいっ!風に)
しかもラストも、ものっそい切ないんです。これは、一読の価値ありますよ。

続きまして『ひび、深く』
幼い頃に両親の離婚で離れ離れになってしまった仲の良い兄妹、蒼と律。二人は会えない間手紙を書き続けていた。そして8年。両親が復縁し再び一緒に暮らすようになった兄と妹。
また仲良く暮らしていけると思っていのに、8年という日々は長く、幼かった兄妹は二人の男と女になっていた。切ない痛みを胸に抱えつつ幼い頃のように戻ろうとする律。同様に律に惹かれていく蒼。
この想いは、恋と呼ぶのだろうか?家族を失う痛みを知っている二人が出す答えは?

こっちも切ないです。昨今小○館の少コミ辺りで氾濫している近親相姦ものとは完全に一線を画す、恋物語です。
そうです!恋物語なんです!
近親相姦だなんて無粋な言葉では言い表せない、なんとも言えない悲哀が全編に溢れています。
また一緒に暮らすことが出来て嬉しいのに、感情がそれとはまた別の方向に動き出していく戸惑い。嬉しいのに哀しい。
愛しいのに痛い。
触れたいのに、それはできない。してはいけない。
嗚呼!なんて切ない!二人とも家族を壊したくなくて、必死に自分の気持ちと折り合いをつけようとするんです。それがなんとも観ていて痛々しい。イイじゃん!くっ付いちゃえよ!と言いたくなるがそれは決して二人自身が許さないんでしょうね。
こちらも機会があるなら是非読んどくべき、一篇です。
私は声を大にして言いたい。「買いです」と。

コメント

はじめまして 

ネットの波に揺られ、やってきました。なつめと申します。緑川さんの本のレビュー、参考になりました。新刊と一緒に買いたいと思います。

文章がステキで、読みやすいですね。
ありがとうございます。またお邪魔させて頂きますね^^

はじめまして 

はじめまして、なつめさん。
おいでませ!

>緑川さんの本の~
わー!参考になりましたか?良かったです。
短編集二つとも本当に良い作品なので気に入っていただけると幸いです。

>文章がステキで、~
そ、そんな!ステキだなんてステキな言葉勿体無いです!!
でも読みやすいと思っていただけたなら良かったです。好きな本のことになるとついつい語ってしまうので、いつも書きすぎかな?と心配してたんです。

是非ともまたいらしてくださいね。
ではでは。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mosimo1100.blog23.fc2.com/tb.php/47-f9d11dde

 | ホーム | 
プロフィール

モカモ

Author:モカモ
女子/20代/腐女子歴は片手で足りなくなってきました。
最近はめっきり声ヲタ。
2.5次元にも目覚めました^q^

アニメからですが、某池袋を舞台にした作品に夢中です。バーテン姿の借金取りと素敵に無敵な新宿の情報屋さんに心奪われてます。むしろ人LOVE!な人をLOVE!
ヘ/タ/リ/アも継続中。

でもやっぱり私の心の最萌はルルーシュです^^

現在ブログ凍結中。でも貧乏性なんでふらっと戻ってくるかもw
とりあえず今はついっちゅう

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。