腐女子が漫画やアニメや小説やBL漫画や声優さんについて節操なく呟くブログ。
  • 09 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 11
--.--
--
(--)

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2005.12
09
(Fri)

榎田尤利著『普通の男(ひと)』 

久々に良いBL小説を読んだな~、と思いました。

普通の男(ひと)
榎田 尤利著
光風社出版 (2003.11)
通常2-3日以内に発送します。


榎田尤利といえば「魚住くんシリーズ」で有名&高い評価を得ていますね。そちらは読んだことはないのですが、信頼の置けるレビューでことごとくBLとしてだけではなく小説としてもクオリティの高い作品と評価されています。
名前だけは知っていた榎田尤利。
と言ってもこの本を手にしたのはたまたまだったんですけれどね。
「許可証をくださいシリーズ」の最新刊を買いに行った時、もう一冊ぐらいBL小説が読みたいな~、という気分になったのでいくつか物色している時に目に留まったのがこの『普通の男(ひと)』。
表紙のイラストと『普通の男(ひと)』というタイトルに惹かれて購入したんですが、これ。

大正解!

良い小説読んだな~、と思った一冊です。

ある夜コンビにでラストのおにぎりを譲ってくれた親切な会社員、それが偶然にも再就職した出版社で花島光也の企画にケチをつけまくった営業の的場だった。自分たちを「普通」と信じて疑わないサラリーマン的場と花島が何度も心の変化を否定しながらも恋に落ち、戸惑いながら発展する。
普通って何?
タイトルに掲げているようにこの小説のキーワードは「普通」です。
良くも悪くも主役の二人は物凄く普通の男性。
その普通っぷりが凄い。これは作者の筆力によるものが大きいんでしょうけど本当にどこかにこんな二人が居そうだと思えてくるんだからこりゃ凄い。あれ?凄いって言いすぎ(笑)?

花島と的場の視点が交互に変わり話は進んでいきます。二人の出会いから仕事を通じて二人が距離を縮め徐々に惹かれてあっていく過程が物凄く良く書けています。
このね、徐々にってところが重要!過不足なく二人の関係の変遷が描きこまれているんです。
二人の距離を繋げ縮める重要な要素として仕事があるんですが、このシーンの描写が秀逸だからこそ社会人としてもう何年も立派にやってきた二人が互いに意識しあうのも頷けてくるんです。
これは、私個人の意見ですがリーマンもののBLって仕事のシーンの描写の出来によってその作品の価値を大きく左右してくると思います。

何かで読んだか聞いたんですけれど、男性って女性と違い子孫を残すということが直接的に体験できないから仕事に自分のアイデンティティを強く求めるんだそうです。
女性は結婚できないということに強く恐怖感を抱き、男性は仕事が無いということに恐怖を覚えるそうです。これ聞いたとき、あ~何となく納得!と思いました。
だからかどうか分かりませんが、男性同士の関係を描くBLでは―特に社会人というか、リーマンものでは―仕事のシーンが重要になってくるんでしょうね。
ですが世に数多あるBLのなかでキチンと仕事のシーンを描いている作品って以外とこれ少ない。その会社では会議と残業しかしてないのかい?っていうようなBLが多いんですよね。
実際に作者が出版業界にいたためか、仕事のシーンの描写がリアリティ有るんです!
これ読むだけで出版業界の流れなんかが大まかに分かっちゃえるくらい仕事のシーンがしっかり描けている。というか、三分の二くらいは仕事のシーンのような気がしてくる。

それと「普通」にしがみ付き、何とか自分たちの感情に蓋をしようとする所や、それに立ち向かい自分の気持ちと向き合い、お互いが思い合っていると分かるまでの一連の流れが見事!
水がしゅるしゅると流れ、落ちるところに流れ落ち、水が溜まるように二人の一連の感情の動きの流れが無理ないんです。日本のどこかにこの話のような男の人が二人居て、この話みたいな恋に陥ってるかもしれない!という気にさせてくるんです!

ところでこの作品、いわゆるHシーンがありません。というかキスすらしてません!
花島と的場がお互いの気持ちを確認するところで話が終了してますし。
いや、そこで終わっとくのが凄く綺麗な終わり方だっていうのは分かっているんですけどね?
でもあまりにも面白かったから、この二人の今後が凄く気になる!きっとこれからも色んなところで蹴躓いたりしていくんだろうなぁ・・・。なんせ二人とも「普通」の人だから・・・。

こういう作品をドラマCDにしてくれるといいのになぁ・・・。
だとしたらキャスティングはどうなるだろ?
花島は32歳だけど5歳は若く見える童顔だからな・・・。
好みとしては神谷浩史さんあたりがいいなぁ。野島のお兄ちゃん(野島裕史)でもいいなぁ。
だとしたら的場は誰かな?的場38歳でバツ1だからな。結構渋みが掛かった感じのカッコイイ声の人が良いなぁ・・・。理想としては藤原啓治さんだなぁ。あ!遊佐さんでもいけるんじゃないかな?
などと、ありえない妄想に耽る。でも本当にこういう静かだけどしっかりとした軸がある話をCDにすれば良いのにー!

ま、何が言いたいかというと面白いから読んだ方が良いよ!ということ。
セクシャルな描写が一切ないからBL苦手な人とか読んだことない人でも楽しめるだろうし、途中までは本当に普通の職業小説だし。
かなりオススメな一冊です!

コメント

 

始めまして。私もこの「普通の男」が榎田さんの初めて読んだ作品でした。
BL小説初の作品でもあり、今でも大好きな作品です。
レビュー読ませてもらいながら、共感してました。
ロマンチックを追い求めるあまりか、
地に足着いてないキャラが多い中、
榎田さんの作品は何か落ち着きますね。そうそう続編でるそうですよ!
ご存知でしたらすいません。
「普通の恋」というタイトルで10月中旬に発売だそうです。

お返事でっす! 

おいでませ!
コメントありがとうございます♪

>ロマンチックを追い求めるあまりか、
>地に足着いてないキャラが多い中、
>榎田さんの作品は何か落ち着きますね。

>そうですね。刺激的でドラマチックな作品も読んでいて楽しいんですけれど、榎田さんのように落ち着いて“読ませる”作品もしみじみと味わい深くて良いですよね。

>レビュー読ませてもらいながら、共感してました。
>うははぁ!
そう言っていただけると嬉しいです(^レ^)

>「普通の恋」というタイトルで10月中旬に発売だそうです。
>はい!はい!
榎田さんの日記にて続編発売を知った時、素でガッツポーズをしてしまいましたf(^^;) ポリポリ
でも続編出たら良いのになぁ、と思ってたのですっごく嬉しいです♪

またお気軽に入らして下さいね。
ではでは~☆

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mosimo1100.blog23.fc2.com/tb.php/104-aa3f2b03

 | ホーム | 
プロフィール

モカモ

Author:モカモ
女子/20代/腐女子歴は片手で足りなくなってきました。
最近はめっきり声ヲタ。
2.5次元にも目覚めました^q^

アニメからですが、某池袋を舞台にした作品に夢中です。バーテン姿の借金取りと素敵に無敵な新宿の情報屋さんに心奪われてます。むしろ人LOVE!な人をLOVE!
ヘ/タ/リ/アも継続中。

でもやっぱり私の心の最萌はルルーシュです^^

現在ブログ凍結中。でも貧乏性なんでふらっと戻ってくるかもw
とりあえず今はついっちゅう

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。